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第43話 「思い出した吹いたら飛ぶ小さな約束」

مؤلف: 詩乃宮
last update تاريخ النشر: 2026-08-09 11:00:29

 その後、しっかり酔っぱらった皇は一応健康のことを気遣って、薊を連れて2軒目ならぬAWM飲みに興じることとなった。

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 ———AWM・砂上の楽園・オアシス。居酒屋。

「っも~~~~~~ほんっとーに意味わからんて……」

 ダル絡み愚痴酒。最悪である。そんなヴィクトを苦笑しながら、見守るのがアザカだ。アザカはなにか思うようなことがある顔をしながら、ヴィクトの杯にアルコールを注ぐ。

 なんか、最初の方にこのお酒の説明はされた気がしたが、ヴィクトはど~~~~でもよすぎて忘れてしまった。なんか、蒸留酒って言ってた気がする程度。

「お前からさぁ!お前からさぁ!声かけたんじゃん!」

 何周目か分からないこの切れ方。素面だったらヴィクトもアザカに対してよく付き合ったな…&

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  • All World My hands   第46話 「Re:邂逅・元カノ」

    「てて……」 かなり、かなり長い時間落下した気がした。正直落ちている最中は、このまま死んで此処で終わるのか心配したがそれは杞憂だった。 落下した先の床は柔らかい植物が敷き詰められていて、ちょっとの衝撃を食らうだけでヴィクトは済んだ。「大分落ちたな……」 ヴィクトは頭上を見上げる。光が遠いどころではない、見えない。「おーいッ!アザカ!双鹿!銃姫!」 そう叫ぶ。すると。「……どういうことだ?」 音が上まで通っている気がしなかった。反響というのだろうか、をしている気配がなく、まるでちょっと上に天井があるような。そんな不思議な穴を見上げる。「……落ちている最中に転移させられたか?」 そう考えるのが妥当だった。あの穴の途中に転移のゲートのようなものがあって、その出口が此処だったのでは、と。 皇は試しに頭上の暗闇に手を伸ばしてみる。 だけど、手が揺らぐこともなく普通に見えて。どうやら、転移ゲートはもう少し上の方にあるようだ。 皇は手を下ろして考える。胡坐をかいて考える。「……いや、此処から戻るのは無理だろうな」 向こうからこっちの転移ゲートの出口が此処だっただけで、逆も然りとはいかないだろう。 つまりは真っ当に階段なりなんなりを探して上がる方が安全だ、と。 そう決断を下した皇が立ち上がろうとすると。「きゃああああああああああああああッ!」 転移ゲートの中から声が聞こえてくる。皇は釣られて上を向いて———。「っつ!」「いた……!」 何かと頭蓋が当たった。今度こそ死んだのでは?という痛みに目を白黒させる。「痛いッ……!」 そして、隣、いや、胡坐をかいたヴィクトの膝の上から

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